歌詞解説のLyricsonic リリックソニック

たまーに更新。和訳、ライターの仕事募集中です。

南アフリカで日本の歌を歌うデュオ「ビコマナ」

明るい気持ちになれる。


www.youtube.com


www.youtube.com

 

「白日」は、水泳の池江選手が、

リハビリ中に聴き続けていた曲。

 

戻れないよ、昔のようには
煌めいて見えたとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも

 

真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いているんだ 

  (「白日」)

 

ビコマナの二人は、意味は分かっていない。日本の場所も多分知らない。

それでも大人になったら、

日本に来てほしい。

歌はうまい。

国際報道2021で紹介されていました。

ある若い日本人がプロデューサー。

南アで政府関係の仕事をされていた若者が、恵まれないアフリカのアーティストを

次々紹介しています。

アートというのは遠くにいても、

一瞬で通じ合える友達の言葉。

英語の歌をカバーは世界で多いですが、日本語は珍しい。

これを機会に、King Gnuやスピッツが、南アの歌をカバーするといい。

彼らビコマナの本格デビューを僕は望みます。

 

ロビンソン

ロビンソン

  • provided courtesy of iTunes

 PS

余談になりますが、ネットでUSAfor Africa(We are the world)を見ていた。何度も見ているが、いろいろ気づく。スターばっかりでも順番が配慮されていて、最後のサビは、

ボブ・ディラン ー B・スプリングスティーン ー スティービー・ワンダー ー レイチャールズの順になる。偉い人順なのか?ちゃんと白人黒人2人ずつです。やはりデリケートなのですね。

 

フォークの神様岡林信康、23年ぶりの新譜発売!!

朝日新聞で記事。

昔仲間だった作詞家松本隆も、70歳でやる気が出てきたのは、

73歳の岡林が始めたからだと語る。

いまも農夫。

畑で死んだ虫を見て歌にしたりしているらしい。

 

復活の朝

復活の朝

  • アーティスト:岡林信康
  • 発売日: 2021/03/03
  • メディア: CD
 

復活の朝

高層ビルのかべが並び 太いツタがからみついてゆく

やがて鳥の声響く深い 深い森へと変わるのだろう

コンクリートの割れ目砕き 駅の広場も交差点も 

草にあふれて風にそよぐ 駆ける獣たち草原よ

汚れた空はどこにもない 空の青さを映している

海は透き通り清き水に 抱かれ泳いでいる命たちよ

人という名の姿が消え

川の流れよ土よ緑

ここに蘇る命の群れ

人はもういない地球は光る

昨日こんな夢を見た

 

笑っちゃうほど、すがすがしい。

 

 

曲目

1復活の朝 2蝉しぐれ今は消え 3コロナで会えなくなってから 4恋と愛のセレナーデ 5お坊ちゃまブルース 6アドルフ 7BAD JOKE  8冬色の調べ 9友よ、この旅を 

 

ブラックライブスマターみたいに、日本も隠された問題を

オープンにしたい時期だ。

岡林はむかし色々タブーを歌っていた。

そういう意味で、この復活は面白い。テレビも出るかも。

日本も一度民主政権で変わりかけたけど、本当は

戦後あったタブーを一度すべて表に出さないと、

本当には変われなはいよ。

チェンジが日本にも来る。


www.youtube.com

 

希望のuta  yohtap

希望は、君の心の中にある。

たとえ外界が、どんな吹雪でも。

君の胸から芽が出て、大きく育つ。夢の木。

夢は現実になる。

夢も一つの現実だ。

夢から出たまこと。

yu-mei yu-mei yu-mei dream

胸から膨らんだつぼみが

おおきなかたちをえがくだろう

空に線を引いて

雲のラインと青のラインと重ね合わせ

いつの間にか君の望んだ世界が

天の上から現れ出ている

夢にまで見た希望

夢でもがいた理想

暗い夜の部屋も

照らし続けた心のランプ

幻灯機のように壁に

映し出していた

キミの夢の映画を

映画はやがて人となり

汗と力こぶとなり

広い畑と新しい家を作るだろう

"暗殺者 Assassin" John Mayer

暗殺は歴史を変える。

好きなことではないし、暗いと思うが、事実だ。

日本では戦前、浜口雄幸など良い人ばかりが暗殺されて、

戦前は歯止めの効かない状況の中に、巻き込まれていった。

歴史にとって良い暗殺もあるかもしれない。

韓国で1979年の朴大統領の暗殺は側近の情報将校がおこなった。

ヒットラーを殺そうとしたワルキューレ計画はトム・クルーズで映画になった。


John Mayer- Assassin (Music Video)

 

I was a killer was the best they d'ever seen

僕はキラー、それも誰も見たほどがないほどの腕前

I'd steal your heart before you ever heard a thing

きみのハートを盗んでしまう、きみがかすかな物音にさえ気づく前に
Im an assassin and I had a job to do
僕は暗殺者、やるべきしごとがある

 

もちろん、暗殺は、よくないことだ。

弾を使わずに、相手を殺すこともできる。

心で殺すのだ。

 

little did I know that girl was an assassin too
ところが相手の彼女も暗殺者だった
She s an assassin

彼女もキラーで
Suddenly I'm in over my head and I can hardly breathe

突然僕は頭の中がクラクラし、息が苦しくなった

 

それがこの面白い歌の内容で、おとすつもりがおとされた、というのだ。

人を変えてしまうほどの恋愛というものも実在し

自分の無力さと世界の不可思議さを知るのだ。

それが愛ということであり、

独裁者に愛を教えることができれば世界は変わる?

Assassin

Assassin

"Last emperor" Ryuichi Sakamoto

映画「ラスト・エンペラー」 ♪エンディング・テーマ サウンドトラック - YouTube


ウィキペディアで知る習主席の意外な性格。

温厚といわれている。思慮深く、慎重だ。

ではなぜ今、これだけの逆風の中、攻撃的な姿勢を続けるのか。

外を撃つことで、体制への批判をそらし続けなければならないからだ。

それは絶妙な綱渡りだ。

それはどんな指導者も多少は使う方法だ。

では台湾から、なにを得たいのだろうか。

しかしIT会社も、技術者も本国にも居る。

結局は香港も台湾も、なによりも内政の矛盾を隠し続けるために

獲得しようとしているとしか思えない。

アリババの解体に見られるように、実はかなりの恐怖を、

周体制は感じているはずだ。

実際ここまで自由主義経済が育つと、国家主義と矛盾が
次々に浮かんでくる。

だから習にももう次の「妥協」の段取りは、
腹の中にあるはずだ。

このまま独裁巨大国家を目指すのはナンセンスで、
核戦争でもするしかない。

習は後継者を政治局に置いていないといわれ、
次には民主的選挙に行くのではないかと思う。

中国が戦争を経てアジアを得ても、むしろ払う犠牲が大きいのは
誰の眼にも明らかだ。

習は革命で、自分が殺されるような方向を妨げたく、
それであれこれやっている。

実はプーチンも習も、
ラストエンペラーの自覚を持っていて、
殺されないよう、徳川慶喜のように、
周到に進めている。

 

the last emperor

the last emperor

  • 坂本 龍一
  • ポップ
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

 

 

中国の壁が崩れるのはいつか (Wham! "Freedom")

夏日漱石

夏日漱石

 

ミャンマーと中国。

隣国のカンボジアが、ここ数年政治が良くない。

どうなるのだろうか?

ゴルバチョフWikipediaで読んだ。

ロス五輪ソ連不参加とレーガン

そういうプレッシャーで、かなり変わってくる。

岸辺の涙(浪潮上岸/Tears in Ocean)
 

台湾を見れば、漢民族が民主制と

折り合わない訳ではないことが分かる。

大きな土地、農村の処遇が、共産党拡大の支えだったことが、wikiで分かる。

中国政府は、文化の浸透がひとの心を変えて行くのを怖れをもって見ている。

欧米の文化には、人権の考えが組み込まれている。

オレンジオーシャンというバンドは、青島を本拠とし、英語でシティポップを歌う。

彼らはこの先も続けられるのだろうか?

そもそもなんのために、香港を抑えつけているのか。

国内がバラバラになるのが怖いからか。

外への拡張は、不満が内側に向くのを防ぐ。

心と社会の力学。

心は誰かに従属せず、自立して、

まっすぐ上を向いているのを好むはずだ。

 

Wham!は西側から初めて、

中国公演を成功させたアーティスト。


Wham! - Freedom (Official Video)

僕は君の自由を望まない

君が遊び歩くのを望まない

 

 こんな歌詞が中国に重なる。

いろんな歌が聴かれるうちに、自然に社会の見方がずれてくる。

 

”People get ready" -アメリカ公民権運動の愛唱歌


Curtis Mayfield - People Get Ready - #8

我々には本当の意味で黒人の苦難など理解はできない。知ること以外に。でもWikipedia公民権運動を読むと、知っていたつもりで知らないことが多い。

この歌は最高の歌の一つだ。


Jeff Beck, Rod Stewart - People Get Ready (Official Video)

People, get ready, there's a train a-coming 
みんな、用意しよう 列車が来た
You don't need no baggage, you just get on board 
荷物はいらない ただ乗り込めばいいんだ
All you need is faith to hear the diesels humming 
必要なのは信じること そうすれば列車の鼓動が感じられるはず
You don't need no ticket, you just thank the lord
切符もいらない ただ主に感謝すればいい

So people, get ready, there's a train to Jordan 
だから、みんな、用意しよう これがヨルダン川行きの列車だ
Picking up passengers coast to coast 
国中を回って、客を乗せるんだ
Faith is the key, open the doors and board them 
信心が鍵 さあ、ドアを開け、みんなを乗せよう
There's hope for all among those loved the most
神にふかく愛されている者はみな 希望がある

There ain't no room for the hopeless sinner 
でも、希望なき罪びとの座る席はない
whom would hurt all mankind just to save his own  (Believe me now)
自分だけの利益のためにほかの人を傷つける者には  (今こそ私を信じなさい)
Have pity on those whose chances grow thinner 
憐れもう みずから幸運を減らそうとするひとを
For there is no hiding place against the kingdom's throne 
神の王国の天使から隠れられる場所なんてない

So people, get ready, there's a train a-coming
さあみんな、用意はいいか 列車が来た
You don't need no baggage, you just get on board
荷物はいらない ただ乗るだけでいいんだ
All you need is faith to hear the diesels humming
あとは、ひたすらディーゼルエンジンのハミングに耳を傾けていればいい
You don't need no ticket, you just thank the lord
切符なんていらない 主に感謝すればいいのさ

穏やかな口調で、信仰を説く。その言葉に、アメリカ南部の、列車の到着の光景が
重なる。
われわれにはヨルダン川がどういうものか、イメージがわかないけれど、
アメリカ南部に暮らす黒人が、どんな心象風景を持っていたか、
すこしわかるような気になる。
この歌は、お葬式で歌われたのかもしれない。
ヨルダン行きの列車とは、天国へつづく誘い。
厚く宗教の世界に包まれた暮らしが、
彼らの心を守っていた。
そうして、なんとかつらい世間や
労働にも耐えられたの。
People Get Ready

People Get Ready

  • provided courtesy of iTunes
People Get Ready (Live)

People Get Ready (Live)

  • provided courtesy of iTunes