果てしない大空と広い大地のその中で
いつの日か幸せを 自分の腕で掴むよう
歩き出そう 明日の日に
振り返るには まだ若い
吹きすさぶ 北風に
飛ばされぬよう 飛ばぬよう
凍えた両手に 息を吹きかけて
しばれた体を 温めて
生きることが つらいとか
苦しいだとか 言う前に
野に育つ 花ならば 力の限り生きてやれ
歌い方が腹式呼吸というか
もうすでに深く空気を吸い込んで
目に見えない大空にむかって歌いあげるよう
誰に教わらなくとも北海道の中部だと
想像がつく。
凍えた両手、しばれた体。
実感を伴って、北海道の空気が、感じ取れます。
コロナで屋外に出られない人たちに
歌だけでも広い世界を
届けたい。
北海道の十勝や帯広のあたりは、
日本で最大の酪農地帯で、
放牧も多く行われている
松山は北海道で、父親がたった一人で発行している
地域新聞の社屋の片隅で、父子家庭で育った
貧しい中からチャンスをつかみ
大物に成りあがった