撃て つながりでこの歌。
昭和の歌を採りあげていた時に、この歌を忘れていたが、すごい名曲である。作曲来生たかお、作詞は来生えつこ。
さよならは別れの言葉じゃなくて
ふたたび会うまでの遠い約束
夢の居た場所に 未練残しても
こころ寒いだけさ
このまま何時間でも 抱いていたいけど
ただこのまま冷たい頬を 温めたいけど
都会は秒刻みの慌ただしさ 夢もコンクリートの
箱の中
君がめぐり会う愛に疲れたら
きっと戻っておいで
愛した男たちを思い出に変えて
何時の日にか僕のことを思い出すがいい
ただ心の片隅にでも 小さくメモして
これは映画の場面を描いた歌詞である。ひろ子の仲間のチンピラが
殺されてしまい、ひろ子はじっと、彼を抱きしめる。そしてそのあと、
昔のヤクザ映画みたいに、復讐の町にゆくのである。
二番が昔から好きで、秒刻み、とか、コンクリートの箱の中、とか
なんともいえず哀愁がある。
そのあとの「愛した男たち」というのも、そんなに恋したのかなと思ったけれど、
今これは自分の「めだか組」のヤクザ仲間のことだと分かる。