映画「ラスト・エンペラー」 ♪エンディング・テーマ サウンドトラック - YouTube
ウィキペディアで知る習主席の意外な性格。
温厚といわれている。思慮深く、慎重だ。
ではなぜ今、これだけの逆風の中、攻撃的な姿勢を続けるのか。
外を撃つことで、体制への批判をそらし続けなければならないからだ。
それは絶妙な綱渡りだ。
それはどんな指導者も多少は使う方法だ。
では台湾から、なにを得たいのだろうか。
しかしIT会社も、技術者も本国にも居る。
結局は香港も台湾も、なによりも内政の矛盾を隠し続けるために
獲得しようとしているとしか思えない。
アリババの解体に見られるように、実はかなりの恐怖を、
周体制は感じているはずだ。
実際ここまで自由主義経済が育つと、国家主義と矛盾が
次々に浮かんでくる。
だから習にももう次の「妥協」の段取りは、
腹の中にあるはずだ。
このまま独裁巨大国家を目指すのはナンセンスで、
核戦争でもするしかない。
習は後継者を政治局に置いていないといわれ、
次には民主的選挙に行くのではないかと思う。
中国が戦争を経てアジアを得ても、むしろ払う犠牲が大きいのは
誰の眼にも明らかだ。
習は革命で、自分が殺されるような方向を妨げたく、
それであれこれやっている。
実はプーチンも習も、
ラストエンペラーの自覚を持っていて、
殺されないよう、徳川慶喜のように、
周到に進めている。