歌詞解説のLyricsonic リリックソニック

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U2「Pride」の歌詞を和訳


U2 - Pride (In The Name Of Love) (Official Music Video)

アルバム「Unforgettable fire」所収。

今一番必要なものかもしれない。
殺された黒人たちにはみんなプライドがあった。
切り裂くようなギターのイントロ。緊張感のある彼らのいつもの音楽。
一人の男が、愛の名の下に現れる。

One man come in the name of love 一人の男が 愛の名のもとにやって来る
One man come and go 彼は来て 行ってしまう
One man come here to justify 彼は自分の正しさを証明しようとやって来る 
One man to overthrow 価値観をひっくり返すため現れる


マーティン・ルーサー・キングのことと言われている。
黒人の人権のため立ち上がり、殺された人だ。

 

Early morning, April 4 4月4日の早朝、(実は撃たれたのは夕方で、ここは午前と午後の取り違い。)
Shot rings out in the Memphis sky メンフィスの空に銃声が響く
Free at last, they took your life あなたは地上の煩わしさからついに自由になった

They could not take your pride あなたの命は奪われたけど あなたの “誇り” が奪われる事は無い

 

この、They could not take your pride  という歌詞が、ずっと好きだった。

心に響いた。命は奪えても、そこに残るものはある。

大勢の人がこれまで、このような戦いで命を落とした。

名前は無くとも、残るものがある。遺るものがある。

free at last とは、 「I have a dream」で有名なキング牧師のスピーチで最後に「We are free at last」と述べられた事をさしているらしい。

 

In the name of love 愛の名のもとに
What more in the name of love? それ以上の理由がこの世にあるか

世界には、たまにこうしたことがおきる。人が何かに促され、立ち上がる。

何度妨げられても、別の人が引き継ぐ。まるで何かに教えられているように。

そういう定めであるかのように。

心の中に、そういう種が、埋め込まれていたかのように。

声にこたえるかのように。

それはけっして無駄なことではないのだ。

アメリカで起こっていることは、

世界で起こる。

人は利益のみに生きない。

心の奥に、心そのもののようなものがある。

黒人の中にも、哀しいかなトランプ主義者の中にも、そういうものがある。

みんな傷を抱えている。

だれもが憎む怪物、それが拡差なのかもしれない。

 

 

プライド

プライド

  • U2
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Unforgettable Fire

Unforgettable Fire

  • アーティスト:U2
  • 発売日: 2009/10/26
  • メディア: CD