ジョンの初期で、Yesterdayに対応するもうひとつの歌が、この歌。
ジョンはセブンスコードの流れるような歌ともうひとつ、心にまっすぐダイレクトに訴えるような、感情が裸になったような歌がある。
その代表作。
This happened once before
以前も一度あった
When I came to your door, vo reply
君の家を訪れたとき 出て来なかった
They said it wasn't you
家の人は君が留守だと言うし
But I saw you peep through your window
でも僕は見たんだ 君が窓のすきまから外を覗いていた
I saw the light, I saw the light
部屋に灯りも見た 部屋の灯りも
I know that you saw me
君も僕を見ただろう
'Cause I looked up to see your face
見上げたら目があった気がした
I tried to telephone
電話で話そうとしたけど
They said you were not home, that's a lie
君の家族は君が出かけたと言う でも嘘
'Cause I know where you've been
君が廊下にいたと知ってる
And I saw you walk in your door
君が自分の部屋の中に入るのも見えた
I nearly died, I nearly died
死にたいぐらいだった 死にたいくらいだった
'Cause you walked hand in hand
なぜなら君が手を繋いでいたから
with another man in my place
僕のかわりに他のやつと
If I were you I'd realize
もし僕が君なら気づいただろう
That I love you more than any other guy
僕ほど君を深く愛せる男はいないことに
And I'll forgive the lies
そして僕は許すだろう
That I heard before when you gave me no reply
僕に居留守を使ったと人から聞いたことを
I nearly died, I nearly died
死にそうだった 死にそうだったんだ
'Cause you walked hand in hand
君が手を繋いでいたから
with another man in my place
僕ではない他のやつと
No reply, no reply
返事が無くて 返事が無くて
歌詞が物語風の印象的な曲で、
「死にたいぐらいだ!!」の箇所の叫びが、胸にささるよう。
それはおそらく、ジョンがお母さんに会いに行ったとき、
再婚相手と居て会えなかったことも、
どこかでひびきあっている気がします。・・・・
ジョンの強みは、こうやって自分の弱さをあられもなくさらけ出してしまえるところで、この系譜は、後の”Don't Let Me Down" "Jealous Guy" みたいな、「ダメ男のバラッド」に続いてゆくのでしょう。
それでは今日は、このへんで!ってオレ誰やねん!