歌詞解説のLyricsonic リリックソニック

たまーに更新。和訳、ライターの仕事募集中です。

披露宴としてのサージェントペパーズ ”All you Need Is Love" "Free as A Bird"

ジョンとポールは近い時期に結婚式を挙げたが、

ジョンがポールの結婚式には出ず、

ポールもジョンの結婚式には出なかった。

 

でも四人の出会いは永遠のものだ。

ビートルズとは「出会いの妙」。

人と人とが組み合わさると、こんなにも凄いことが起きることを

証明してくれた。

 

披露宴の一曲目は、この曲。全世界同時中継のテレビ番組用に作られたもの。

 

Love, love, love
Love, love, love
Love, love, love

There's nothing you can do that can't be done できないことはできないし

Nothing you can sing that can't be sung 歌えないことは歌にできないし
Nothing you can say but you can learn how to play the game 言えないことも多い でもゲームの規則を学ぶことはできる
It's easy それは難しくない

Nothing you can make that can't be made 作れないものは作れない
No one you can save that can't be saved 救えない人を救おうとしてもできない
Nothing you can do but you can learn how to be you in time  なにもできない でもこの時間のなかで生きるすべを学ぶ
It's easy それはできる

Nothing you can know that isn't known わかってないことは知れない

Nothing you can see that isn't shown 示されてないものは見られない
Nowhere you can be that isn't where you're meant to be いていいところ以外にはいられない
It's easy そういうものさ

All you need is love (All together, now!) でも愛を 一緒に歌って
All you need is love (Everybody!) とにかく愛だ みんな
All you need is love, love 愛だと言おう
Love is all you need...愛こそがすべてと

 

ジョンはキリスト事件(注)で、いろいろ苦い思いもし、学んだようだ。

それが歌詞に表れている。

でもいい歌詞だ。

最後にビートルズらしく、希望が歌われている。

みんなの記念写真。(スチュも右上に。)

パチリ。

(注:キリストよりも僕らは有名になった、と雑誌で発言したところ、イギリスでは何も起こらなかったがアメリカの南部で問題視する人が大勢現れ、ラジオ局で放送禁止になったり、ツアーもキャンセルされそうになった事件。)

 

さて二曲目は、”Free as a Bird"。1995年イギリスで、ジョン以外のメンバーによって録音され、発表されました。

元は、1977年に、ジョンが自宅でカセットに録音していたデモテープ。

3人は時に涙ぐみ、時にジョンの可笑しさを思い出して笑いあいながら、再録音しました。アレンジはELOのジェフ・リン。

歌詞にジョンの3人への想いも読み取れて、少し感動的です。

 

Free as a bird,
空を舞う鳥の様に自由


it's the next best thing to be.
人生で二番目にいい事

Free as a bird.
鳥の様に自由

Home, home and dry,
家に戻って羽根を乾かす

like a homing bird I'll fly
巣に戻る鳥の様に空を飛ぶ

as a bird on wings.
翼で浮かぶ鳥の様さ


Whatever happened to
僕達に何が起きたのか

the lives that we once knew?
昔知っていた自由な暮らしに?

Can we really live without each other?
お互いから離れても僕達はちゃんと生きられているだろうか?

Where did we lose the touch
どこで失くしたのだろう つながりを

that seemed to mean so much?
あんなに大事な仲間だったのに

It always made me feel so...
その日々は何時も僕に

Free as a bird,
鳥の様な自由さを与えてくれていた


like the next best thing to be.
それは人生で二番目にいい事

Free as a bird.
鳥の様に自由

Home, home and dry,
うちに帰って羽根を乾かす

like a homing bird I'll fly
巣に戻る鳥のように 僕は飛ぶ

as a bird on wings.
鳥の様に 両手の翼で

Whatever happened to
何が起きて僕達は

the lives that we once knew?
昔あった自由な日々を忘れたのか?

Always made me feel so free.
それは何時も僕を自由な気持ちにしてくれた 

Free as a bird.
鳥の様に自由に

It's the next best thing to be.
それは人にとり二番目に幸せな事

Free as a bird.
鳥の様に自由

Free as a bird.
鳥の様に自由

 

自由は二番目にいいこと。では一番は何か。それはわかりますね?!

今日の一曲目です!!

 

ビートルズよ永遠に!

 

Free As a Bird

Free As a Bird

Free As a Bird

Free As a Bird

  • アーティスト:BEATLES
  • Parlophone
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"Strauberry fields forever" The Beatles

現在のストロベリーフィールズ

ジョン自身、ビートルズ時代の最高傑作と言う。


Let me take you down 君をつれて行く
‘Cause I’m going to Strawberry Fields ストロベリーフィールズに行くところだから
Nothing is real すべて夢のよう
And nothing to get hung about 気がかりもない
Strawberry Fields forever ストロベリーフィールズよ永遠なれ

 

Living is easy with eyes closed 目を閉じてしまえば生きるのは楽
Misunderstanding all you see 目を開けても受けるのは誤解ばかり
It’s getting hard to be someone 一人前になるのは大変だが
But it all works out でもなんとかなるもんさ
It doesn’t matter much to me どのみち僕にはたいしたことじゃない

 

No one I think is in my tree 僕の木には まだ誰も住んでいないと思うな
I mean it must be high or low 木が高いのか低いのか知らないけど
That is you can’t, you know, tune in わかるだろ、だから簡単には調子が合わない
But it’s all right でもいいんだ
That is, I think, it’s not too bad 僕が思うに それは悪くはない

 

Let me take you down 連れてかせて
‘Cause I’m going to Strawberry Fields 君をストロベリーフィールズ
Nothing is real すべて夢のような場所
And nothing to get hung about 何も気にしなくていい
Strawberry Fields forever ストロベリーフィールズよ永遠に

 

Always, no, sometimes think it’s me いつも、いやときどき・・僕は僕自身になれたと感じる
But you know I know when it’s a dream  君も知ってるように 特に夢の中でさ
I think, er, no, I mean, er, yes あーん、ノーというけど、うーん、それもイエスで、
But it’s all wrong 人がするいろんな解釈は間違っている
That is I think I disagree 僕がノーと言うときは、単に賛成したくない時なんだ

 

Let me take you down さあ行こう僕と
‘Cause I’m going to Strawberry Fields ストロベリーフィールズ
Nothing is real すべて夢のような
And nothing to get hung about 悩みも消えてしまう
Strawberry Fields forever ストロベリーフィールズよ永遠に
Strawberry Fields forever ストロベリーフィールズよ永遠に
Strawberry Fields forever ストロベリーフィールズよ 永遠なれ

 

「わたしが思うにわたしの木には誰もいない
その木が大きいか低いか知らないけど」 とはどういう意味だろう?

この歌は、ジョンがヨーコに聞かせるために歌った歌です。11月9日に出会い、11月24日レコーディングに入った。出会ったばかりの頃で、彼女の作品や言葉から、いろいろ考えさせられたのではないだろうか。
おれの木(=考え方)が世界にあるとして、立派なものかたいしたことないかはともかく、いまはまだ誰も住んでいない(=理解できない)、と思ったのです。つまりこの頃、もう独自の考え方を持っていた。なかなか人には打ち明けられない。

「おれはNOとよくいうが、それはじつはイエスで、
でもそれは・・・よくわからない、夢の世界では・・・
どっちかわからん・・・」歌詞の一部。

ヨーコが面白いことをいています。世の中には3種類の人がいる。ノーの人、中間の人、イエスの人。ジョンはこの問いに、自分はいつもノーばかり言っている。でも本心では、俺は結構ポジティブな、いいやつなんだけどな、って言いたいわけ。実際僕もジョンはそういう人だと思い、誤解ばかり受ける人だと思います。(ジョンの歌には、NOで始まる歌が多い。NowhereMan, Noreply, Norwegian Wood??....)

ジョンはキリストを批判したとして非難され、ビートルズの曲がアメリカのラジオで放送禁止にされたりしました。みんなに誤解されていると感じ、辛かったかもしれない。

ところがヨーコには、複雑なジョンが理解できた。そしてジョンもヨーコを。これは奇跡のように思えたのかもしれません。

考えてみると、ジョンは幸運な人で、二人の天才に続けて出会った。

最初がポール、女房みたいに手取り足取り音楽を教えて、ビートルズは大物になった。

そしてその絶頂期に、ジョンはヨーコと偶然訪れた展覧会で会うのです。

 

不思議だ。

世界は、人生は。

 

Hello, Good-bye !!  💛 

次回、ビートルズフィナーレ!!

 

Strawberry Fields Forever

Strawberry Fields Forever

 

 

 

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"With A Little Help From My Friends" The Beatles

今回はポールの曲。曇り空でも明るい気持ちになる。リンゴのリードボーカルなので歌詞がこうなった。


What would you do if I sang out of tune, 
ボクが調子はずれに歌ってしまったらどうする?

Would you stand up and walk out on me? 
立ち上がってボクの前から行ってしまうかい?

Lend me your ears and I'll sing you a song 
聴いてくれるなら歌ってみるよ

And I'll try not to sing out of key. 
なんとか音を外さないで歌うようにしよう

Oh, I get by with a little help from my friends 
友達のちょっとした助けだ

Mm, I get high with a little help from my friends 
そいつがあればOK

Mm, gonna try with a little help from my friends 
友達のちょっとした支えさ

 

What do I do when my love is away 
失恋しちまった時ボクはどうしたらいい?

Does it worry you to be alone?
キミは独りぼっちが心配かい?

How do I feel by the end of the day, 
一日の終わりに キミはどんな気持ち?

Are you sad because you're on your own?
独りだとちょっぴり悲しいかい?

No, I get by with a little help from my friends 
友達のちょっとした助け

Mm, I get high with a little help from my friends 
それがあればOK

Mm, gonna try with a little help from my friends 
友達のちょっとした支えさ

 

Do you need anybody
キミは誰かを必要としてるの?

I need somebody to love 
そうさボクには愛する人が必要さ

Could it be anybody 
適当な誰かでいいの?

I want somebody to love. 
いいや愛する人が必要さ

 

次の個所が、好きなところ。

Would you believe in a love at first sight 
一目惚れがあるって信じてる?

Yes, I'm certain that it happens all the time 
ああ 一目惚れはしょっちゅう起きる事だよ

What do you see when you turn out the light 
夜灯りを消した時 キミには何が見える?

I can't tell you but I know it's mine, 
いまは言えないけど 
それはボクの、、、 あの人さ

Oh, I get by 
やってけるよ

with a little help from my friends 
友達のちょっとした助けで

Mm, I get high 
元気が出るよ

with a little help from my friends 
キミらの力で

Mm, gonna try 
だから声かけてみよう

with a little help from my friends 
キミらの支えで

Do you need anybody 
キミは誰かが必要かい?

I just need someone to love 
愛する人が必要さ

 

恋に落ちたのは、リンゴでなくてジョンだった。

 

一目ぼれとはなんだろうね。

キヨシローの歌で、「気の合う友達は 町ですれ違っただけで分かるようになる」とある。

匂いというか、空気で、なぜか分かる。

 

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ビートルズ青春物語(5) ”No Reply”

ジョンの初期で、Yesterdayに対応するもうひとつの歌が、この歌。

ジョンはセブンスコードの流れるような歌ともうひとつ、心にまっすぐダイレクトに訴えるような、感情が裸になったような歌がある。

その代表作。

 

This happened once before
以前も一度あった

When I came to your door, vo reply
君の家を訪れたとき 出て来なかった

They said it wasn't you
家の人は君が留守だと言うし

But I saw you peep through your window
でも僕は見たんだ 君が窓のすきまから外を覗いていた

I saw the light, I saw the light
部屋に灯りも見た 部屋の灯りも

I know that you saw me
君も僕を見ただろう

'Cause I looked up to see your face
見上げたら目があった気がした


I tried to telephone
電話で話そうとしたけど

They said you were not home, that's a lie
君の家族は君が出かけたと言う でも嘘

'Cause I know where you've been
君が廊下にいたと知ってる

And I saw you walk in your door
君が自分の部屋の中に入るのも見えた

I nearly died, I nearly died
死にたいぐらいだった 死にたいくらいだった

'Cause you walked hand in hand
なぜなら君が手を繋いでいたから

with another man in my place
僕のかわりに他のやつと


If I were you I'd realize
もし僕が君なら気づいただろう

That I love you more than any other guy
僕ほど君を深く愛せる男はいないことに

And I'll forgive the lies
そして僕は許すだろう

That I heard before when you gave me no reply
僕に居留守を使ったと人から聞いたことを

 

I nearly died, I nearly died
死にそうだった 死にそうだったんだ

'Cause you walked hand in hand
君が手を繋いでいたから

with another man in my place
僕ではない他のやつと


No reply, no reply
返事が無くて 返事が無くて

歌詞が物語風の印象的な曲で、

「死にたいぐらいだ!!」の箇所の叫びが、胸にささるよう。

それはおそらく、ジョンがお母さんに会いに行ったとき、

再婚相手と居て会えなかったことも、

どこかでひびきあっている気がします。・・・・

 

ジョンの強みは、こうやって自分の弱さをあられもなくさらけ出してしまえるところで、この系譜は、後の”Don't Let Me Down" "Jealous Guy" みたいな、「ダメ男のバラッド」に続いてゆくのでしょう。

それでは今日は、このへんで!ってオレ誰やねん!

No Reply

No Reply

 

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The Beatles "Nowhere Man"

ポール前期の代表曲がyesterdayなら、

ジョン前期の代表曲はこれだと思う。ジョンの考えが垣間見える。

 

He’s a real nowhere Man 彼は「どこでもない男」
Sitting in his Nowhere Land, 「どこでもない国」に座り込んで
Making all his nowhere plans 「どこのためでもない」計画を
For nobody だれのためでもなく作ってる

 

Doesn’t have a point of view 「物事への視点」を持たず
Knows not where he’s going to, どこへ行くかも知らない
Isn’t he a bit like you and me? それってキミやぼくに似ていないかい

 

Nowhere Man, please listen, どこでもない男よ 聞いておくれ
You don’t know what you’re missing, キミはなにを寂しがってるのか気づいてない
Nowhere Man, the world is at your command どこでも男 この世界は キミの言うことなんでも聞いてくれそうなのに

 

He’s as blind as he can be, 彼はこれ以上ないほど盲目
Just sees what he wants to see, 見たいものしか見ていない
Nowhere Man can you see me at all? どこでも男よ ぼくが見えてるかい

 

Nowhere Man, don’t worry, どこでも君 心配するな
Take your time, don’t hurry, 時間をとれ 急ぐなよ
Leave it all ‘till somebody else なすがままでいいよ 誰かが
Lends you a hand キミに手を差し伸べてくれるまでは

 

Doesn’t have a point of view 何の自分の意見もなく
Knows not where he’s going to, どこへ行くかも知らない
Isn’t he a bit like you and me? それって キミやぼくに似てないかい

He’s a real nowhere Man やつはほんとにどこでもない男

Sitting in his Nowhere Land, どこでもない国に座り込み
Making all his nowhere plans for nobody 誰のためでもない計画を
Making all his nowhere plans for nobody 今日も練っている

 

どう訳すか悩んで、「どこでもない男」。

自分がどこに帰属するかわからない感覚。だから自分は天才だと言っていた。

子供のころ、長い時間、叔母さんの家の二階で、ただぼおっと窓の外を見ていたろう。

それはつらい時間でもなくて、夢見るような、ふわふわした時間。

その中で、いろんな空想や、友に見せる「日刊新聞」のネタなんかを

考えていたんだろう。

この不思議感は、「ストロベリーフィールズフォレヴァー」の歌詞にもある。

ただなんとなく寂しい気持ちがあって、懐かしがっているのは誰か、というのはご想像にお任せします。

 

二番の歌詞で『待ってたら手を差し伸べてもらえる」っていうところが、

楽観的でまたいい。

実際にジョンにはそういうことが起こっていたってことで、幸せものだ!

空想の世界に属する。イマジン=イマ人=ひまじん。

イマジネーション。

あふれ出す想像力、

空を見る人。

空に帰属する人。NOWHEREは空だった。

このイギリスののび太にヨーコというドラエもんが現れて、ふたりはタケコプターで飛んでゆくのだ。新解釈!

 

NOWHEREというのは、いまはどこも誰も信じたくないだけで、ジョン自身は確かなものを探し続けていた。いつか、どこかで(Somewhere,in the futur)、それは見つかるよ! つまりもうこの時期に、イマジンの原型が出来上がっている! あとはヨーコドラエもんと出合い、夢を実現するだけさ!

 

ひとりぼっちのあいつ

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ビートルズ青春物語(4) ”Yesterday”

さあ世界最高の名曲をどうぞ!

ジョンびいき、ポールびいき、色々だろうが、僕はどちらも好きである。

どちらも捨てがたい、とてつもない魅力。

Yesterday 昨日には
All my troubles seemed so far away すべての悩みは遠ざかったかに見えた
Now it looks as though they’re here to stay でもいま、その悩みがまたここにある

Oh, I believe in yesterday ああ昨日には 信じていたのに    

 

Suddenly 突然に
I’m not half the man I used to be 僕はいままでの僕の 半分にも足らない人間になってしまった
There’s a shadow hanging over me 僕の上に影がかかって
Oh, yesterday came suddenly ああ昨日 それは突然来た

 

Why she had to go なぜ彼女は 行かなくてはならなかったのか
I don’t know, she wouldn’t say 僕は知らないし 彼女も言わないだろう 
I said something wrong 何か変なことを僕が言ったか
Now I long for yesterday いま僕は 昨日のことを悔やんでいる

 

 

この歌も、やはり14歳で亡くしたお母さんを歌ったものだそうです。(2番の歌詞は、恋愛とも取れるように書いてあります。)

ポールのお母さんは最初看護婦、その後より収入が多いと言われ助産婦になりましたが、日本でも産婦人科が忙しいように、朝から遅くまで働いていたそうです。

音楽に満ちた家庭で、とても暖かい環境のなか、ポールと弟のふたりはよく勉強もし、近所でも評判のよくできる兄弟として、親も自慢だったようです。

ポールが解散前、なんとかメンバーをまとめとどめようとして、悪戦苦闘し、かえって孤立して、実は解散後も長い間虚脱状態だったと聞くと、彼のまじめで家庭的な性格が裏目に出て、可哀そうだったように思います。

 

今日はしんみりした回でしたね。

 

追記 松村雄策著 ウィズザビートルズ によれば、この曲はある朝起きたとき、完全にポールの頭の中に出来上がっていたのだという。それをストックしておいて、1年後ぐらいに録音したそうだ。

イエスタデイ

イエスタデイ

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John の「デイリー・ハウル(Dayly Howl 日々咆える)」

中学時代、ジョンはノートに漫画と記事を書いていた。自作の日刊新聞で、友達に読んで聞かせる。

 

ジョンのあふれる表現の意欲が見えますね。

これがあったから、中学の先生が、彼を美術学校に推薦してくれたようです。

吠えるという題名。

吠えること、若者らしい、言いたいことが山ほどあった。

吠えたいロックに繋がってゆく。

ロックンロールはやはり、当時強い表現、若者が自分を表現するのに格好の手段だった。

この新聞を聞かせていた悪友の一人がピート・ショットンで、彼は最初のバンド、クオリーメンの創設メンバー、というよりジョン以外の唯一のメンバー。担当は洗濯板!! ここで、ジョージが最初洗濯板しか貰えなかった理由判明。スキッフルというロックの前形態では、ドラムは洗濯板(ウォッシュボード)だったのです!! (最後尾動画参照)

ジョンはポールに音楽を教わりながら、セブンスコードを多用した独自の作曲法を編み出してゆく。

セブンスコードならこの曲。

 

It’sbeen a hard days night 今日は忙しい一日

And I'd been working like a dog 犬みたいに働いた

it's been a hard days night 忙しかった

I should be sleeping like a dog  丸太みたいに寝たい

but when I get home to you でも家に帰って君に会い

I find the thing that you do will make feel all right  君がしてること見てると今はいい気分さ

ア・ハード・デイズ・ナイト

ア・ハード・デイズ・ナイト

ツイスト・アンド・シャウト

ツイスト・アンド・シャウト

 

 

 

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